月次祭ってどんなお祭り?
簡単に申しますと、神様に安泰と繁栄を願い、私たちの日常を感謝する大切なお祭りです。
神前に神饌(米、酒、果物など)をお供えし、斎主・参列者を祓い清めた後、斎主が祝詞を奏上します。
斎主・参列者合わせて祝詞を上げる場面もあり、ここで読み上げる祝詞を「謝恩詞」と言います。
読んで字の如く、神様に日頃の感謝を述べる内容です。
(謝恩詞は、初めての方にも読んでいただけるよう、お配りする式次第に記載がありますので、ご安心を)
「お祭り」といっても、多くの方がイメージするような沢山の屋台や山車を用いるものではなく、基本的には上記のように、非常にシンプルなものとなります。
開催日は?
毎月1日・15日です。
私共の遠州出雲を始め、毎月1日・15日に行われている神社が多いようです。
(因みに皆様よくご存知の伊勢神宮では毎月ではなく、月次祭は「毎年6月と12月の年2回」です)
何時から?
遠州支部では朝10時より斎行されます。
必ず時間前にお越し下さい。
誰でも参加できる?予約は?
どなたでもご参加いただけます。
ご予約も不要です。
服装は?
伊勢神宮などの格式高い神社の場合、厳しく服装の規定があるところもあるようですが、遠州出雲では、一般の参拝の場合には特に決まりはありません。
礼を失わない程度の服装でご参加下さい。
以上、簡単ではありましたがなんとなく、お分かりいただけたでしょうか?
最後に。
現在は月次祭がある1日・15日にお参りする事を月参り・朔日(ついたち)参りとも言ったりもしますが、この日にお参りをすると、より御神徳をいただけるとも言われております。
それは、何故でしょうか?
神様はお供えする神饌によっても力を得ますが、神様にとって何より大切なのは、「多くの人が感謝の祈りを捧げること」です。
上記にも書きましたように、月次祭の中で全員で唱える謝恩詞にも、大きな意味があります。
↓ お供えと共に神様に感謝を伝える
↓ 神様のお力が増す
↓ 神様に私たちの安泰と繁栄をお祈りする
↓ 神様からお力をいただくことができる
お祭りには、このような意味があるんです。
お時間のある方、月次祭にぜひ、参加してみてください!
皆様の大きなお力になると思いますよ。